こくさい へい わ じゅんれい 国際平和巡礼 核の無い未来を目指して |
旅路より:各地のニュース
広島
2002年7月、アメリカへ向けて発つ直前に広島を訪れました。これから、この行進を準備していく地盤を固めるために、数多くのアドバイスを頂き、心持も新たに出発することができました。私達はこの行進を日本へ、広島へ、そして長崎へ届け、核に代わるエネルギー資源を使い、平和を目指して行動する輪を広げたいと考えています。被爆者の方々もご高齢にも関わらず、現在も世界中に原爆の恐ろしさを伝える活動を続けています。その信念に励まされ、冷戦の中で生まれた世代として、これまで多くの方が築いてきた運動を引き継ぎ、子供たちが安全な環境の中で育つ社会を目指して、様々な行動を展開してゆくつもりでいます。
この行進の出発地であるオーストラリアでは、南部の砂漠に暮らす先住民の人々が、1950年代に始まった英国の核実験により被曝し、その後移住した先はウラン鉱山として開発されました。その彼らが孫を持つ時代になって、すでに汚染された土地が高レベル核廃棄物埋め立ての候補地として上がり、女性たちや長老が集まり大規模な非核運動が生まれました。2003年11月の国際フォーラムでは、彼らの訴えをメルボルンへ届け、そして被爆者の方々を始め日本よりヒロシマとナガサキの声と合せて、大きく世界へ非核の輪を広げて行きたいと思います。
ここは、直接わたしたちが出会う人々の声を伝えるページです。核産業に限らず、環境や人権など活動は広範囲に渡ります。また、是非巡礼をあなたの地域へ招いてください。
詳しくは こちら へご連絡ください。